それから、オペラも大好き。オペラって歌声を聴くものだけどまずは
前奏曲…の前のチューニングの音からが好き
あのチューニング音が聞こえると、来たな…!!という高揚感!!
音楽を支えるというと大袈裟だけれど
聴きに行くことは音楽を支えていると思うのですが
良い音、良い音楽だと思うから聴きにいきたい、と思いますよね。
そのほかにもいろんな理由もありますが!
ミューズで働いていると
歯科という目線で音楽を支えるという場面に出会います
これってなかなか目撃できることではないので
すごく面白く、興味深いなと思いながら診療に立ち会っています。
私が良い音楽を聴くことができるということに
歯科矯正が関係しているかもしれないなんて
思いもよらなかったです。
カウンセリングを終えると
検査(レントゲン・型取り・写真)をして
院長が分析を始めるのですが
もう、本当に一人一人すごく時間をかけて分析をしています。
(その度に、分度器持ってきて〜、写真〜、模型〜とお声がかかるので助手としては
走り回っております!笑)
だけれど、そのたびに思うのは
院長の楽器演奏の経験やこれまでたくさんの音楽家を見てきた先生の
テクニックがあって院長という人間でしか導き出せない結果だなということ。
これは、機械には任せられない。
それからまたこのことに関して特別お金をいただいていないんですね。
音楽家だからといって、通常の矯正の患者さんよりも高く料金をいただくという事もしていません。
(音楽家だから必要なアダプタの料金などは発生することはあります)
ここだけの話院長の口癖「儲けようと思ってないのよ〜」
(こんなこと書いたら怒られる?ごめんなさい笑)
をひしひしと感じるのです。
やっぱり、院長も一人一人の患者さんの吹き方の癖や
こうなりたいという理想に向けてすごく悩んで
コンサルテーションをしています。
すごく人間の血が通った医院だなと私は思っています。
オーケストラ、楽器を演奏することってそもそもとてもアナログ
人の息、を使って、人のエネルギー・血を使って
音を出すんですよね、今この時代にここまで人の力が集結している分野ってあるのかな
流石に、楽譜はiPadになってきましたが!笑
やっぱり、そういう一人一人全く違うものを持った人間が集まって
楽器を演奏するって、これをしたらいいよっていう定型はないんじゃないかなって思うんです。
それが、コンサルテーションの準備の間に
院長が悩んでいる部分なのかなと勝手に予想をしているのですが
それは音楽家にとってとても安心できることだし、勇気になるんですよね
練習を繰り返していると、なんかいつも通りにいかない
どうしてこうなるのかとさまざまな負のループに陥ることがあります。
自分で治せること、師事している先生が治せること、ミューズが治せること
いろんな道があっていいと思います。
そしてその道の中に、選択肢の中にミューズの候補があると
私は嬉しいなと思っています。
是非、こちらもチェックしてみてください!